XMで口座凍結・休眠口座になる条件と口座凍結・休眠口座の解決方法

XM（XMTrading）は、最終取引日から90日間取引をしないと口座凍結（自動口座閉鎖）になります。その他、ボーナスの悪用など利用規約違反に触れると口座凍結になります。

また、口座残高がある状態で最終取引日から90日間取引をしないと休眠口座に該当され、口座維持手数料が発生してしまいます。

この記事では、XMで口座凍結・休眠口座になる条件と、口座凍結・休眠口座の解決方法を解説しています。

XMで口座凍結される条件

• 残高がない状態で最終取引日から90日間取引していない
• 利用規約違反に触れた

残高がない状態で最終取引日から90日間取引していない

取引の定義は、通貨ペアや銘柄を少量でもトレードしたかになります。入出金やXMPのボーナス交換は「取引」に該当しません。

複数口座の中の何れかの口座が90日間取引していないと、その口座は口座凍結となりログインすることができなくなります。

もし、１口座しか保有しておらず、その１口座が口座凍結となってしまうと、XMTrading会員閉鎖となり、XMTrading会員ページへはログイン不可となってしまいます。

利用規約違反に触れた

利用規約は、XMTrading口座開設する際に最終確認のチェックボックスの前のリンク先で確認できます。

様々な利用規約がありますが、普通に取引していれば利用規約違反に触れることはありませんので心配しなくても問題ありません。

主に利用規約違反で注意が必要なのは以下の通りです。

複数口座間の両建て

同一口座の両建て取引はOKですが、複数口座間の両建てはNGです。

たまに、EA（自動売買）などで意図せずに両建てになってしまうときがありますが、故意に両建てにならなければ問題ありません。

複数口座間の両建て取引は、一方の口座が損を拡大してゼロカットになっても、もう一方の口座が利益を最大まで伸ばせる手法が可能になり、マイナス残高をリセットするXM側が大きな損失になってしまうため、利用規約でNGになってします。

ゼロカットシステム（マイナス残高リセット）の悪用

こちらも、前述した通り「一方の口座が損を拡大してゼロカットになっても、もう一方の口座が利益を最大まで伸ばせる手法」によりXM側が損害になってしまうので禁止です。

XMPを貯めるためだけの両建て取引

XMP（XMTradingポイント）とは、取引期間や取引量に応じて自動的に付与される、ボーナス交換可能なポイントプログラムです。

両建てはスプレッド分の損はありますが、ほぼリスクなしでXMPを貯められてしまうため、XMPを目的とした取引とXMから判断されてしまうと口座凍結になってしまいます。

為替レートのズレなどを利用した裁定取引

裁定取引とは、２つ以上の商品の価格差や金利差を利用して差益を狙う取引手法です。

FX業者ごとに為替レートが若干異なることがあり、その価格差が広がったタイミングで注文し、元の価格に戻るタイミングで決済するような裁定取引は禁止されています。

XMだけの為替レートでも為替レートをシステムでわざと遅延させて約定させ、元の価格に戻ったら決済という悪用された裁定取引ももちろん禁止されています。

悪質と判断された際は、残高・利益分ともに出金拒否になり、XMでの永久口座凍結（今後一切XMで口座開設できない）ブラックリストに入れられてしまいます。

（数年前にネット上のFXグループがXMのこの規約に触れて、出金拒否と騒がれたことがあります）

家族名義などで新規口座開設ボーナスの不正取得

XMで口座開設できるのは本人のみですが、本人確認書類と住所確認書類が用意できるのであれば家族名義でも口座を作ろうと思えば作れてしまいます。それを利用して、新規口座開設ボーナスを何回も不正取得するのは禁止されています。

もちろん、家族名義など他人名義で口座を開設するのは利用規約違反に該当します。

XMで休眠口座になる条件

• 残高がある状態で最終取引日から90日間取引していない

残高がある状態で最終取引日から90日間取引していない

残高がない状態で90日間取引していないと「口座凍結」になりますが、残高がある状態で90日間取引しないと「休眠口座」になります。

休眠口座は、XMTrading会員ページへもMT4/MT5へもログインすることができますし、いつでも取引を再開することができます。

ただし、休眠口座になると毎月5米ドルの口座維持手数料が、自動的残高から差し引かれてしまいます。

XMで口座凍結されたときの解決方法

• 口座を再開（復活）することは不可なので、新たに口座を作る
• 全ての口座が凍結されたときは、最初から口座開設をやり直す

XMで口座凍結されたときは、凍結口座を再開・復活させることは不可です。合わせて、「XMP・ボーナスも全て消失」してしまいます。

既にXMでリアル口座があり、別の口座が凍結された際は、XMTrading会員ページから新たに追加口座を簡単に作ることができます。

もし、全ての口座が凍結されてしまった場合は、XMTrading会員ページへもログイン不可となり会員解約の状態になっているので、最初からXM口座開設をやり直し、本人確認書類の手続きもする必要があります。

XMで口座凍結されないようにするには？

• 最終取引日から90日以内に少量でも取引する
• 利用規約違反に触れないようにする

XMで口座凍結されてしまうと、せっかく貯めたXMPもボーナスも全て消失してしまうので、口座凍結されないように90日以内に取引をするようにしましょう。

0.01ロットなど少量でもOKなので、最終取引日から90日以内に取引をすると、またその日から90日以内は口座凍結されないようになります。

XMで休眠口座になったときの解決方法

• 取引を再開する

休眠口座の場合は、いつでもXMTrading会員ページやMT4/MT5へログインできますので、お好きなタイミングで取引を再開できます。

ただし、休眠口座になった時点でXMPやボーナスは全て消失してしまいますし、毎月5米ドルの口座維持手数料が発生してしまう点は注意しましょう。

XMで休眠口座にならないようにするには？

• 最終取引日から90日以内に少量でも取引する
• 残高を5米ドル以下にする

休眠口座の場合も、XMPとボーナスが全て消失してしまうので、最終取引日から90日以内に0.01ロットでも良いので取引をすることで休眠口座を避けられます。

また、XMPとボーナスが消失しても良いのであれば、残高を5米ドル以下にすることで、口座凍結に切り替わり、自動的に口座は閉鎖されます。ただし、残高5米ドル以下は戻ってこない点は注意しましょう。

XMで稼ぎすぎて出金拒否・口座凍結にはならない

海外FX業者を利用していると、インターネット上の評判で「稼ぎすぎて出金拒否された」「出金できない」「勝手に口座凍結された」などの悪評を耳にすることもありますが、XMでは、そのような悪質なことはまずありません。

数年前にXMで悪質な裁定取引で大金を稼いだFXグループが、「XMで出金拒否された」と2chを中心に騒いだことがありましたが、これは利用規約違反に触れたためです。

現在のXM評判を一通り見ても分かる通り、利用規約違反に該当しない限り、XMで稼ぎすぎて出金拒否や勝手に口座凍結されるということは一切ありません。

その他、マネーロンダリング防止や犯罪供与資金防止の観点から出金優先順位ルールがどの海外FX業者にもありますが、この出金ルールを理解せずに「出金拒否された」と騒がれることもあります。

基本的に、「入金額までは入金元へ返金という形で出金」「利益分は全て海外銀行送金による出金」「クレジットカード/デビットカード → e-wallet → 銀行出金の優先順位で出金」の３つのルールを理解しておけば問題ありません。

→ XMからの出金方法

XMの口座解約をするには？

自分で口座解約をしたい際は、XMデモ口座の場合はXMTrading日本語サポート（バックオフィス）へ連絡することで解約できます。

XMリアル口座を解約したい際は、XMTrading会員ページへログインし、「マイアカウントの概要→オプションを選択する→口座を解約する」の手順でクリックしていくと口座解約手続きができます。

既に使わなくなった口座を90日間放置して口座凍結から自動口座閉鎖にすることもできますが、ご自身で口座解約をして複数の口座を整理することもできます。

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